積立NISAで月3万円を積み立てると1000万円まで何年かかる?

積立NISAで月3万円を積み立てた場合、1000万円の目標に届くまで何年かかるのか。また3000万・5000万を目指すなら月いくら必要なのか。

この記事でわかること:

  • 積立NISAで月3万円を積み立てた場合の1000万円到達年数(シナリオ別)
  • 1000万・3000万・5000万の目標金額ごとの必要積立額と期間
  • 「月3万円が難しい」場合の少額スタート戦略

Money Portalのシミュレーターを使い、代表的な目標額それぞれについて毎月の積立額・期間の組み合わせを実データで検証しました。


前提条件

項目 設定値
銘柄 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
想定年利(過去10年CAGR、円ベース) 14.96%
ボラティリティ(年率) 15.54%
初期投資額 0円

利回りの根拠:SLIM_USの円ベースCAGRをシミュレーターが自動計算した値です(記事作成時点:2026年5月、過去10年実績)。シミュレーターは利用可能な全期間のデータを使用するため、現在の表示値と異なる場合があります。表示・計算ともに小数第2位(%換算)で統一しており、第3位を四捨五入しています。P50(中央値)を「標準シナリオ」として目標到達の目安にしています。将来のリターンを保証するものではありません。


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)毎月5万円×15年のシミュレーション結果

目標1,000万円を達成するには?

毎月の積立額 積立期間 元本合計 悲観(P10) 中央値(P50) 楽観(P90)
1万円 10年 120万円 158万円 238万円 366万円
2万円 10年 240万円 331万円 482万円 724万円
3万円 10年 360万円 490万円 726万円 1,134万円

→ 毎月3万円×10年で楽観シナリオ(P90)では1,134万円と1,000万円を超えます。中央値では726万円のため、確実に1,000万円に届かせたい場合は毎月4〜5万円が安全圏です。


目標3,000万円を達成するには?

毎月の積立額 積立期間 元本合計 悲観(P10) 中央値(P50) 楽観(P90)
3万円 15年 540万円 973万円 1,711万円 3,069万円
3万円 20年 720万円 1,749万円 3,391万円 7,118万円
5万円 15年 900万円 1,588万円 2,768万円 4,718万円
5万円 20年 1,200万円 2,926万円 5,558万円 1億793万円

→ 毎月3万円×20年なら中央値シナリオで約3,391万円と3,000万円を超えます。毎月5万円×15年は楽観シナリオ(P90)で4,718万円ですが、中央値は2,768万円のためやや余裕を持った計画が必要です。


目標5,000万円(老後資金)を狙う場合

毎月の積立額 積立期間 元本合計 悲観(P10) 中央値(P50) 楽観(P90)
5万円 20年 1,200万円 2,926万円 5,558万円 1億793万円
3万円 20年 720万円 1,749万円 3,391万円 7,118万円

→ 毎月5万円×20年の中央値シナリオで5,558万円に到達します。毎月3万円×20年は中央値3,391万円のため、5,000万円を中央値で狙うなら5万円以上が目安です。


「月3万円は高い」と感じたら

毎月3万円が難しい場合でも、少額からスタートして途中で増額する戦略が有効です。

たとえば最初の5年は毎月1万円(元本60万円)、その後3万円に増額して15年続けた場合、合計元本は60万+540万=600万円。途中からでも複利の効果は十分に働きます。

新NISAのつみたて投資枠なら月10万円(年120万円)まで非課税で積立可能です。まずは自分が続けられる金額で始め、生活に余裕が出たら増額していくのが長続きの秘訣です。


まとめ

  • 目標1,000万円には毎月3万円×10年(楽観シナリオ基準)が目安
  • 目標3,000万円には毎月3万円×20年(中央値3,391万円)または毎月5万円×15年(楽観4,718万円)が到達圏内
  • 目標5,000万円には毎月5万円×20年(中央値5,558万円)で達成可能
  • 少額でも早く始め、長く続けることが最も重要
  • 途中増額でも複利効果は十分に享受できる

自分の目標額と積立金額を入力して試してみてください → シミュレーターを使う